会員を対象に著作権制度に関する意見公募を実施

VRコンテンツを取り巻く著作権制度への疑問、改善提案をまとめた資料を政府主催の勉強会出席者に提出しました。

2021年3月31日から4月9日にかけてNPO法人バーチャルライツは「著作権制度に関する意見公募」を実施いたしました。これまで注目されてこなかった法的な問題点や疑問を明らかにし、政府に対してVR市民の声を届けることが狙いです。主にアバターの権利に関する意見が多数寄せられました。一部の意見を掲載いたします。

『著作権違反した相手が他の国の人だった場合、個人で告訴することが難しいように思える。言語の壁や、他国からの裁判、慣れない他国の法律など、これから多くの人が直面する壁になるのではないか。』
『アバターの共有について、改変依頼を行う時にアバターのデータ共有についての記載がないことが多い。これから改変代行が増えていくと予想されるので、製作者側に毎回許可取る現在の方式は難しい。』
『海外は他のゲームからデータを抜いたアバターをたまに見かける。また、MMDからの移植や完全にNGなアニメアバターも多数存在。海外ではぶっこ抜きは自分で使う場合セーフという場所もあるので法律や認識がそもそも違うことがある。』


※この事業は、エンターテイメント表現自由の会協力の元実施されました。