国連NGO申請を実施

NPO法人バーチャルライツは、経済社会理事会協議資格取得(以下、国連NGO)へ向け申請書の提出を行いました。6月以降の国連経済社会理事会NGO委員会にて審査が行われる予定です。

国連NGOとなることで、国際会議及び行事への参加、国際行事で書面及び口頭での意見発表、サイドイベント(付帯行事)の主催、国連内への出入、ネットワーク形成及びロビー活動の機会に関する権利が与えられます。


昨今、デジタルエンターテイメントに関する規制は国連やEUを中心とした枠組みによって構築されつつあり、サイバー犯罪条約やGDPRがその一例にあたります。
NPO法人バーチャルライツはそのような現状を鑑み、国際的な動向を調査研究し提言を行う観点から、申請書の提出を行いました。


※申請書類・手続きに関する情報は、同じく国連NGO(経済社会理事会協議資格取得)を目指している非営利団体にのみ提供が可能です。
contact@npovr.org までご連絡ください。

ECOSOCとはどのような組織なのか?
経済社会理事会は、14の国連専門機関及び機能委員会, そして 5つの地域委員会の経済, 社会及び関連業務を管轄する主要機関です。国際的な経済及び社会問題を論議し、加盟国及び国連システムに提供される政策提言を用意する中心フォーラムとしての役割を果たしています。


協議資格とは何か?

協議資格とは、国連と NGOが皆恩恵を受けることができる承認の枠組です。決議1996/31には次のように明示されています:『…協議関係の取り決めに関する決定は、その取り決めを行うテーマについて特別な能力をもつNGOから経社理またはその補助機関が専門的な情報や助言を得ることができるようにし、また、世論の重要な要素を代表している国際、地域、小地域、国の組織がその見解を表明できるようにするために協議関係の取り決めがなされるという原則に従って行われるべきである。』  

── 経社理決議1996/31、第2部、段落 20

参考文献:NGOのためのECOSOC協議資格に関するガイドブック
http://csonet.org/content/documents/JapaneseBooklet_High.pdf