東京都文化振興部企画調整課に意見書を送付しました
参考資料:「東京文化戦略2030(案)」ご意見募集
令和4年3月3日
東京都 文化振興部 企画調整課 御中
東京文化戦略2030~芸術文化で躍動する都市東京を目指して~(案)に対する意見書
法人名:NPO法人バーチャルライツ
代表者氏名:國武悠人
本年新たに策定される「東京文化戦略2030」につきまして、4つの戦略における「戦略2」に対する当法人としての意見書を提出いたします。
第1意見
「プロジェクト4:スマート・カルチャー・プロジェクト(デジタルテクノロジーを活用する取組)」のプロジェクトの方向性として、「都立文化施設を実験場としたスタートアップ企業との共同事業や多くの都民が楽しめる最新技術とアートとのコラボ事業に対する支援など、民間企業との連携を推進します。」との記載があるが、共同事業だけでは数が限られてしまうため、東京文化戦略2030に係る民間企業の事業について積極的な後援も行うことを記載してみてはどうか。
第2意見
「プロジェクト6:アート&エンターテインメント・プロジェクト」のプロジェクトの方向性として、「東京2020大会の文化プログラムで生まれた新しい芸術・表現方法への挑戦を継続するため、多くの人々を魅了するライブ・エンターテインメントを含め、多様なジャンルでの芸術文化の創造を支援していきます。」との記載があるが、この表現のままでは、東京2020大会の文化プログラム以外で生まれた新しい芸術・表現方法への挑戦を軽視しているように見えてしまうため、「東京2020大会の文化プログラムで生まれた新しい芸術・表現方法への挑戦の継続を始めとして、多くの人々を魅了するライブ・エンターテインメントを含め、多様なジャンルでの芸術文化の創造を支援していきます。」等の文言への修正を求めたい。
付言
近年NFT(非代替性トークン)をデジタルコンテンツと結びつける動きがあるが、NFTには技術的、法律的課題が多く、投機的な状態にありコンテンツクリエイターからの支持が得られているとは言えないため、現時点では施策に含めないよう強く求めたい。また、今後NFTに関して何か取り組みを行う場合でも、慎重な検討から始めるよう求めたい。
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